北海道での運転の際はこんな物にも要注意!

こんにちは!ありあとです☆

 

北海道で運転していて、たまに見かけるエゾシカ

私も何度かコワイ思いをしたことがあるので、今回はエゾシカとの交通事故について取り上げてみたいと思います。

 

 

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年間3,500件以上!?北海道で多発するエゾシカとの衝突事故

 令和2年のエゾシカが関係する交通事故件数は3,511件で、10年前(平成22年)の2倍にまで増えています。

 また、10~11月の事故件数が多く、全体の約4割を占めています。10~11月はエゾシカの繁殖期で行動範囲が広がるほか、冬の越冬地へ移動する時期でもあるからです。

 時間帯では、エゾシカの行動が活発となる日没前後の16~20時の事故件数が多いです。日没前後は視界が悪いことに加え、エゾシカの体毛と道路が同じような色に見えてしまい、気づくのが遅れてしまいます。

ぶつかるとどうなる?自動車保険は適用外!?

 エゾシカは非常に筋肉質な動物で、大きい個体は200キロにもなるため、正面衝突するとフロントガラスが割れたり、車体が大きくへこむなどの被害が生じ、死傷者が発生することもあります。私の知り合いで、エゾシカと衝突し、廃車となってしまった人もいます。なお、日本損害保険協会の北海道支部によると、エゾシカにぶつかった場合の平均的な修理費は54万円くらいのようです。

  場合によっては高額な修理費が発生することになりますが、保険は適用されるのでしょうか。エゾシカとの接触事故では、賠償責任を求める相手がいないため、単独事故として扱われることが一般的です。このため、単独事故もカバーする「車両保険」に入っていなければ、保険金をもらうことはできません。

エゾシカにぶつからないためには?

①出没しやすい時期・時間帯は特に注意

  エゾシカの行動が活発となる10~11月や日没時間帯は特に注意しましょう。

②日没時は早期の点灯を

  日没時は視界が悪く、エゾシカに気づくのが遅れるため、早期に点灯することを心がけましょう。エゾシカの目にライトがあたるとキラリと光るため、遠くにキラリと光る二つの目があれば、それはエゾシカの可能性が高いです。

③森林の中の道路は要注意

 道路沿いに森林が迫っている箇所は、エゾシカの通り道になっている場合が多く、またカーブも多いため、通過する時はエゾシカの飛び出しに注意する必要があります。。

それでもぶつかってしまった場合

 十分に注意していても、突然飛び出してきたら避けるのは困難なケースもあります。実際にぶつかってしまったら、一応事故なので警察に連絡しましょう。特に、ぶつかった鹿が道路に横たわった状態だと、後続車に多大な迷惑がかかるおそれがあります。

 私も、高速道路を走行中、横たわっている鹿に危うくぶつかりそうになったことがあります。

まとめ

 近年事故件数が大幅に上昇しており、私も道路脇にエゾシカがいるのを目にする回数が増えてきた気がします。

 エゾシカと衝突すると多大な被害が生じるので、ぶつからないように最新の注意を払い、北海道のドライブを楽しみましょう!!