北海道の緊急事態宣言はいつ解除されるのか。推計してみた。
こんにちは!ありあとです☆
北海道にも5月16日から適用されていた緊急事態宣言ですが、6月1日~20日まで延期となっています。
ここにきて北海道の感染状況もピークアウトしている感がありますが、果たして6月20日で緊急事態宣言は解除されるのでしょうか。
最近の感染動向を踏まえて推計を基に予想してみました。
緊急事態宣言解除の目安
どのような状況になれば緊急事態宣言は解除されるのでしょうか。
政府の基本的対処方針では、新型コロナウイルス感染症対策分科会が定めている4段階のステージのうち、感染が最も深刻なステージ4(感染爆発)からステージ3相当(感染急増)に下がることを解除の目安としています。
ステージ4の指標は複数ありますが、ここではわかりやすい「新規感染者数」で検証してみたいと思います。ステージ4の新規感染者数は10万人あたり25人、北海道では1,327人となります。
【試算結果】6月18日にステージ4の基準を下回る
今回の推計では、6月18日にステージ4の基準を下回ることになりました。
感染状況によっては今回の推計値にズレが生じることも当然想定はされますが、6月20日前後に基準を下回る可能性は充分にあります。
・~5月31日:実績値
・6月1日~:一週間前の値に0.72(5月18~24日から5月25~31日における減少率)を乗じて推計
6月20日での解除が濃厚
ここ数日の減少傾向を踏まえると、6月20日頃までには解除基準に大きく近づいていることが想定されます。
オリンピック開催日が近づいており、早期に緊急事態宣言の解除を行いたいという政府の思惑が透けて見える中、「ステージ3相当になった」として、現在の期限である6月20日に宣言が解除される可能性が高いのではないのでしょうか。
一方で、感染力が強いとされるインド株などの影響を受けることにより、緊急事態宣言が再延長されることも可能性としてはあります。